2018年1月25日木曜日

[気功] 2017-5-18

 どなたも一度は“気功”という言葉を耳にしたことがあると思います。ただ具体的にどういったものかご存じない方も多いのではないでしょうか。
気功の始まりは約5千年前からと考えられています。1975年に中国山東省で古代人が気功を行っている姿が描かれた陶器が見つかりました。
5千年前といえばまだ文字が発明されていませんが気功はすでに始まっていた様子がわかりますね。その後、春秋戦国時代の書物には気功の原理や理論の記載があったようです。

 気功の根本には古典哲学思想があり、人体の潜在的な能力を開発して心身を鍛えることを目的としています。具体的には意識によって気を引き出し巡らせ、体内の調和をとって体質を強くします。それにより病気を取り除き、健康維持することができます。

 当クリニックでは、先月の徐文波先生による春の養生講座の中で、伊藤副院長が“八段錦”という気功を紹介しました。八段錦は中国で宋時代から伝承されてきた有名な気功の一つで、八つの動作から構成されています。激しい動きではないので、参加されたみなさんも無理なく行うことができて大変好評でした。その機会に受講できなかった方もいらしたため、5月東文健康サロンでも“八段錦”を行います。

 気功は正しい動きを、毎日続けて習慣にすることで効果が出ます。参加されたみなさまは是非おうちでも続けてみてください。今後、機会があれば手軽に続けられる気功をご紹介したい思います。

医学気功整体師の観点から、受付の岡留でした。

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